夜になってもじめじめムシムシ、気温がなかなか下がらなくてエアコン使用がマストな毎日だけれど、睡眠時に使うとたまに寒気や室内の乾燥が気になる…エアコンを使うのはそもそもいいの?睡眠の質がアップするエアコンの上手な使い方が知りたい!
熱帯夜が続く毎日は熱中症対策と質の良い睡眠を得るために、エアコン使用が欠かせない習慣に。ただ、設定温度を上手に調整できていなかったり間違った使い方をしていると睡眠はもちろんカラダとココロのコンディションにも悪影響が出てしまうから注意だよ。任せて!「ドクター睡眠」が寝る時にエアコンを使う必要性やメリット、影響、最適な設定温度まで詳しく解説するよ!
体温越えの厳しい暑さが続く日も少なくはない中、夜になってもいっこうに気温が下がらず、寝る時のエアコン使用は欠かせないですよね。
ただ、エアコンは室内を乾燥させたり知らず知らずの内にカラダを冷やし過ぎる悪影響があるので、寝る時の正しい使い方・温度設定を知っておくことがポイント。
今回のドクター睡眠コラムでは、寝る時のエアコンについて必要性やメリット、デメリットや最適な温度設定を詳しく解説!
良質な睡眠は環境づくりがファーストステップになるため、エアコン使用時のポイントや注意点をお見逃しのないように参考にしてくださいね。
寝る時のエアコン使用!必要性や悪影響を徹底解説
熱中症の危険レベルが高い毎日が続くことで、寝る時でも欠かせないエアコン使用。
そもそも寝る時にエアコンを使うのは、単純に熱中症対策ばかりではなく良眠を持続させて健康的な心身をキープする必要があるからなんです。
寝る時にエアコンを使うのは、たとえ熱中症対策であってもカラダに負担がかかるのではないか、そんなイメージを抱く方が少なくはないよう。
ここでは寝る時にエアコンを使う必要性とメリット、正しく使わない悪影響の両方を解説します。
寝る時のエアコン使用!必要性やメリットとは?
エアコンから流れる冷風は、水分を含んでいないことでカサカサに乾燥しているため、眠る時に使うのは良くないイメージがあるかもしれません。
ですが、熱帯夜が続くこの季節、正しい使い方・温度設定を心がけることで睡眠の質UPはもちろんカラダとココロのトータル的な健康にもつながっていきます。
ここではより詳しく、寝る時のエアコン使用について必要性やメリットを見ていきましょう。
カラダの余分な熱感を取り除く
熱帯夜でいつまでもカラダが火照っていると、汗をかくストレスやうだる睡眠環境に強いストレスを感じてしまいますよね。
そしてそのストレスが寝つきや熟睡を妨げてしまう原因に…!
寝る時にエアコンを使うことは、日中の暑さ・熱帯夜でこもった体内の熱を逃がし、カラダをクールダウンさせて眠気誘発・寝つき・熟睡を助ける役割があります。
そしてそもそも、眠気を感じてすんなり寝つき、朝までぐっすりと眠るためには、上がった体温をクールダウンさせることが条件。
寝る時のエアコン使用は熱帯夜や日中の暑さで火照ったカラダをクールダウンさせて体温を低下させるため、自然な眠気や寝つき、熟睡感が得られるようになるのです。
心身をリラックスさせる
寝る時に正しい温度設定でエアコンを使うと、室内がさわやかで心地よい空間に変わります。
繰り返しになりますが、毎日スッと寝つけて熟睡でき、朝はさわやかに目覚められる睡眠リズムは、睡眠環境にどれだけ心身がリラックスできているかが重要な条件。
そのため正しくエアコンを使っていると、寝室環境が整ってカラダとココロがリラックスするため、睡眠にかかわりの深い以下の自律神経のバランスが整います。
自律神経・交感神経と睡眠の関係性 |
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自律神経・副交感神経と睡眠の関係性 |
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自律神経の交感神経・副交感神経のバランスが整った睡眠環境で安定すると、上記それぞれの働きが活きて日中はアクティブに健康的に、寝る時は心身をリラックスさせるため睡眠リズムも整うようになるのです。
熱帯夜の熱中症対策
某有名寝具メーカーの調査によると、「熱中症の40%程度が夜間に発生している」との研究結果が報告されているんです。
日中よりも日光の影響を受けにくい夜間は熱中症になりにくいイメージがありますがそれは大きな間違い。
夜なのに熱中症のリスクが40%も高まってしまうのは、
- 日中に壁や天井が日光で温められている
- 壁や天井に熱中症のもととなる余計な熱が溜まっている
- 室内に蓄えられた熱が空気や風の流れによって室内の温度を上げる
という原因が考えられています。
そのため寝る時のエアコンは、夜の熱中症対策に欠かすことができず、上記3つの熱中症リスクから健康と安全、睡眠の質を守る必要性があります。
さらに夜間は防犯対策の意味でも窓やドアを二重にすることが多く、余計に日中の熱がこもって熱中症のリスクが高くなります。
このような影響から、寝る時のエアコン使用は安心安全に眠って健康を守る、欠かせない習慣と言えるのです。
寝る時のエアコン使用。間違った使い方による悪影響
寝る時のエアコン使用の必要性をこれまでにお伝えしたポイントで理解すると、逆にデメリットや悪影響のイメージがつかなくなったのではないでしょうか?
熱帯夜が続く毎日でも季節の移り変わりによって夜は過ごしやすい日が増えることもあり、エアコンを使うべきなのかそれとも制限すべきか悩みどころですよね。
ここでは寝る時のエアコン使用について、間違った使い方によるデメリットや悪影響をお伝えしてみたいと思います。
適温に設定していないことのトラブル
寝る時のエアコンは、体温を調整して熱を逃がし、眠気や熟睡を助けたりさらに熱中症対策、心身をリラックスさせて自律神経のバランスを整える目的がありますが、これはすべて適温に設定されていることが大きな条件。
そのため、エアコンの適温を把握せず熱がこもった室内を一気に冷やそうと温度設定を低くしてしまうと、
血流が悪くなる |
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体温調整ができない |
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冷えで睡眠の質が悪くなる |
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などなど、ありとあらゆる要素に悪影響が出て睡眠以外にもカラダやココロ、お肌の不調が起こりやすくなってしまうのです。
エアコンの稼働音によるストレス
うだるような暑さが続く毎日では、エアコンを使うことがマストなものの、稼働音がストレスになって眠れないという悩みが少なくはありません。
- エアコンが劣化してきている
- お手入れ、メンテナンス不足
- 何らかの動作不良
などが原因でエアコンの音が気になると、寝つきが悪くなったり眠れても音を察知して不自然なタイミングで目覚め、そこから値付けず睡眠不足に陥ることが…。
猛暑が続くこの季節、エアコンは寝る時も1日中使用することがあるため、定期的なメンテナンスをしておくことも心地よい睡眠環境に整い、睡眠の質を深めるコツになりますよ。
寝る時のエアコン使用!適温や正しい使い方を解説
夜になってもなかなか気温が下がらず、朝の早い時間に気温が30℃を超える日も少なくはない中、寝る時のエアコンはマストですが適温・正しい使い方となるとまだまだ「これってどうなんだろう?」と疑問に思う部分があるのではないでしょうか?
寝る時のエアコン使用で適温に調整したり、正しい使い方で睡眠環境を整えておくと、常に寝室が理想の空間・環境に整って毎日ぐっすり眠れて朝はさわやかに目覚められるようになります。
ここではそんな睡眠サイクルを持続させるべく、寝る時のエアコン使用について適温や正しい使い方を詳しく解説してみたいと思います。
天候を見てエアコン使用を調整する
ここ最近はエアコンなしではいられないほどに寝る時になってもムシムシ・じめじめとした日が続きますが比較的涼しい気温が多く、チラホラと猛暑日があるような地域の場合は、天候を見てエアコン使用の調整をしてみることがおすすめです。
- 夜、寝る時になっても気温が下がらない場合:適温でクーラーを一晩中つける
- 夜、寝る時になって気温が下がり涼しさを感じる場合:クーラーを使わずサーキュレーター、ひんやりグッズを使う
というバランスを取ってみることも、エアコンの無駄遣いや劣化防止、電気代の節約、エコにつながります。
東北から九州の幅広い地域は、毎日のように熱中症危険アラートが発令され、天気予報でもたびたび熱帯夜が続くと予報が出ているため、1日中のエアコン使用は「28℃」を目安に設定しましょう。
環境省によると、室内の温度が28℃を超えると一気に熱中症リスクが高まると報告されているため、寝室を冷やし過ぎずさわやかな環境に保つ、「エアコン28℃」の設定であれば、寝る時につけっぱなしでも問題がなくなりますよ。
熱帯夜のタイマー設定を避ける
天気予報で夜になっても気温が下がらないとの予報が出ているのに、カラダや電気代の負担を感じてタイマー設定をするケースが少なくはないよう。
熱帯夜に決まった時間だけエアコンをつけるタイマー設定は、一時的に寝室が冷えて心地よくなっても、タイマーを使わない時間帯は室内がムシムシ・じめじめと熱・湿気がこもり、余計に睡眠の質を悪くさせてしまいます。
また意外に知られていないのですが、エアコンはON・OFFがマメにあるほど電気を食い、一日中つけっぱなしにする分にはそこまでの電気代消費につながらないと言われています。
1日中つけっぱなしのエアコンは電気代の負担が少ないことと、ON・OFFがもっとも消費すること、熱帯夜の熱中症対策を意識してエアコンは28℃設定で正しく使うようにしましょう。
長袖・長ズボンのパジャマがおすすめ
質の良い睡眠を持続させるために、エアコンの温度設定や正しい使い方とセットで心がけておきたいのがパジャマについて。
エアコンを寝る時になっても付けていると、たとえ28℃の快適な温度であってもカラダが冷えたりむくみ、全身の重だるさを感じることが少なくはありません。
ですがエアコンをつけないのは熱帯夜による心身への悪影響が強く出てしまうため、長袖・長ズボンのパジャマで上手く体温調整をしましょう。
寝室の28℃の適温エアコンで心地よいひんやり感がキープでき、肌を守る長袖・長ズボンのパジャマ着用は、寝冷えやこのトラブルに伴うむくみや血流悪化などを予防し、健康的な睡眠を得るポイントになりますよ。
寝る前・寝る時で温度設定を調整する
スッと寝つけて深く眠り、朝はすんなりと目覚められる良質な眠りは、眠る前・眠る時でエアコンの温度設定を変えることも効果的な対策です。
この理由は、寝る前と寝る時では心身のコンディションが異なり、エアコンの温度を調整することで眠気誘発や熟睡を助ける体温上昇→下降のリズムが整うからです。
以下に、寝る前と寝る時のエアコン温度設定のポイントをまとめてみましたので、心地よい睡眠環境に整える参考にしてくださいね。
寝る前のエアコン温度設定 |
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寝る時のエアコン温度設定 |
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寝る前のエアコン温度設定をやや低めにしておく理由は、日中の暑さや直射日光によって壁や天井にこもった熱を分散させ、取り除いて快適な空間に整えるためです。
代わって寝る時にエアコンの温度設定をやや高めにしておく理由は、低めによる寝冷えや全身の倦怠感、むくみなどのトラブルを予防し、体温上昇→下降の熟睡のリズムを整える目的があります。
寝る前・寝る時でエアコンの温度設定を変える習慣を持っておくと、寝室・カラダ・ココロのコンディションがすべて整い、眠りに関する悩みの解決や予防にアプローチできますよ。
換気や掃除をこまめにしておく
エアコンの温度設定は睡眠の質を深める重要な要素ですが、正しい使い方・適温をキープしていたとしても寝室が乱れ汚れていてはその意味がなくなり睡眠の質が低下してしまいます。
エアコンの適温設定と正しい使い方にプラス、寝室の換気や掃除をこまめにすべき理由や関係性をまとめてみました。
寝室の換気が重要な理由
エアコンの正しい使い方と適温調整にプラス、寝室の換気が重要な理由は室内の空気をクリーンにすることでエアコンから流れる冷風の循環が良くなり、寝室内をまんべんなく心地よい状態に整えることができます。
寝室の換気が不十分だと、エアコンをかけても冷風は下にばかり溜まって上が冷やされず、寝室の上は暑いのに下側が冷えすぎているというアンバランスな状態になって、寝室の適温が保ちにくくなります。
また寝室の換気が不十分でないと、床に溜まったチリやホコリがエアコンの下に溜まる冷風によって流され、器官やのどを攻撃して健康リスク、睡眠の質悪化につながるため注意しましょう。
換気は窓を開けておくだけのカンタンなお手入れとなるため、エアコンを使う前はまず空気を入れ替えて循環を整えるよう心がけてみてくださいね。
寝室の掃除が重要な理由
寝室の掃除が、エアコンの適温調整や正しい使い方とセットで心がけておくべきり理由は、寝つきや熟睡のもととなる心身のリラクゼーションにつながるため。
寝室環境が乱れ汚れがあると、それだけで気持ちがどんよりしてストレスが溜まり、寝つきや眠りの深さ、朝の目覚めに悪影響を及ぼし、体内時計も乱れて全身の健康リスクにつながってしまいます。
寝室はいつも心地よく、リラックスできる環境づくりが良眠の基本となるため、エアコンの正しい使い方・適温調整にプラス、こまめな掃除も習慣づけておくようにしましょう。
ひんやり寝具の活用
一日中つけっぱなしのエアコンによる冷えや寝室の乾燥が気になり、それでも熱中症対策をしなければ不安なこの時期は、エアコン以外でもカラダの熱を逃がす、ひんやり寝具を活用がおすすめです。
ベッドマットレスや枕、かけ布団などひんやり寝具はありとあらゆる寝具にラインナップされ、すべてが接触冷感素材となり心地よいひんやり感を長くキープして熱中症対策や寝苦しさの緩和にアプローチします。
体質やその日の体調によっては、気温がそこまで高くない日でも夜の蒸し暑さを感じることがあるでしょう。
そんな場合でもひんやり寝具を常備しておけば、エアコンの正しい使い方と適温にプラス、ダイレクトに心地よいひんやり感でカラダを維持できるため寝苦しさやエアコンの冷えすぎによる影響が少なくなっていくでしょう。
サーキュレーターと併用して使う
お出かけや仕事で長く家を空けていると、帰宅時に室内のムワッとした熱気にストレスや負担を感じ、室内をひんやりさせるまでに時間がかかってしまいますよね。
そして後は寝るだけというタイミングで帰宅することも少なくはないため、室内に熱がこもっていると冷えるまでに時間がかかり、寝つきや熟睡に時間がかかるリスクが…。
寝室を心地よいひんやり感に整えてスムーズに寝付く・ぐっすり熟睡を得るために、エアコンとサーキュレーターの使用を同時にしてみましょう。
寝室を冷やす目的でエアコン・サーキュレーターを併用すると、
- エアコンの冷風がサーキュレーターの送風によって室内にまんべんなく行きわたる
- 空気の入れ替えにも役立ち寝室が清潔な状態に整う
- 併用することでいつもよりも早く寝室が心地よい適温になる
というメリットがあります。
サーキュレーターは、エアコンを使うほどではないにしろ夜になってもムシムシ・じめじめして睡眠の質に影響が出そうな日に便利に使えて、エアコンよりも穏やかな作用で乾燥や冷えすぎるトラブルを予防できます。
気温や気候、体調に合わせてエアコン+サーキュレーターまたはサーキュレーター単体と、いろいろな使い分けをして良眠をキープしましょう。
寝る時のエアコンによくある悩み…おすすめの解決策を伝授!
寝る時のエアコン使用は、熱帯夜が長引く毎日ではマストなものの、
「冷えや乾燥が気になる…熱中症対策との両立が難しい」
「パートナー、子どもが暑がりで私が寒がり…寝室を分けるわけにはいかないしどうしたら…」
「エアコンを寝る時になっても使うのは電気代が心配!節電法が知りたい…」
などの悩み・疑問・不満を抱くことがあるのではないでしょうか?
ここでは寝る時のエアコン使用にあるある、悩みや不満をまるごと解決するポイントをまとめてみました。
エアコン使用時の乾燥対策は?
エアコンから吐き出される冷風は、大気中にある風や空気のように水分・湿気を含んでいない機械的なもののため、長く使うほどに喉や肌、寝室の乾燥を招いてしまいます。
乾燥は喉や皮膚の痛みにつながり、このトラブルが睡眠の質に悪影響を及ぼしてしまうため、
- 加湿器
- 水分の準備
- ミストローション
の3つをエアコン使用とセットで用意しておきましょう。
まず加湿器はエアコンで乾燥した室内に適度に湿気を与えて湿度を整えます。
良眠につながる寝室の湿度は、シーズンに問わず50~60%になるため、エアコン使用時は加湿器で最適な湿度に整えましょう。
また眠っている時はコップ1杯分の汗をかき、熱帯夜は特にそれ以上の汗をかいてさらにエアコン使用の乾燥で脱水リスクが高まります。
眠っている時の熱中症リスクも40%という注意喚起があるため、寝る時にエアコンを使う際にはすぐに水分補給できるよう、水を用意、皮膚の表面にダイレクトに水分を補えて全身の保湿もできる、ミストローションを用意しておきましょう。
エアコンによる寝冷えの対策は?
熱中症予防のためのエアコン使用でも、寝る時につけて朝までつけっぱなしだと、知らず知らずの内にカラダが冷えてその日の睡眠の質が悪くなることに悩んでいませんか?
エアコンのつけっぱなしによる寝冷えの対策は、
- エアコンの「ねむり」モードに設定
- 寝具、パジャマの素材に気を配る
という2つがポイントに。
まず数多くのエアコンに搭載されている「ねむり」モードは、眠っている時にカラダを冷やし過ぎず室内の乾燥させない、適温に調整する役割があります。
代わって寝具やパジャマの素材をシルク・コットンに変えてみることもおすすめ。
これらの素材は冷えたカラダを温めたり、逆にカラダが火照っている際は余分な熱を逃がしてサラサラの状態に整える万能なメリットがあります。
寝具や寝間着の素材も、睡眠の質を左右する重要な要素になるため、素材にこだわってみましょう。
パートナーや子どもと適温が合わない時は?
パートナーや子どもと一緒に眠る際は、自分が寒がりなのに子どもとパートナーが暑がりでエアコンの温度調整が難しいと悩むことがありますよね。
だからといって寝室を分けるのも難しいので、この問題に悩む方が意外に増えているよう。
子どもやパートナーと自分の体質、体調がエアコンの温度に合っていない場合は、
暑がり体質の場合 |
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寒がり体質の場合 |
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というそれぞれの対処法を取ってみましょう。
エアコンのつけっぱなしで寝冷えが気になる方は特に、首や肩まわりから冷えが顕著に出るため、タオルケットやブランケットをかけておくと安心です。
逆にエアコンをつけっぱなしにしないとならないほど子どもやパートナーが暑がる場合は、エアコンの送風口の角度調整~寝具、寝間着まですべてを見て余分な熱を逃がす対策を採るようにしましょう。
子どもやパートナーが暑がりな場合でも、低温のエアコンはカラダが冷えすぎて寝冷え、風邪や早期・中途覚醒の原因になることがあるため、
- 環境省が推奨する心地よい適温の「28℃」
- 睡眠中の寝冷え、寝室の乾燥や冷えを防ぐ「ねむりモード」
は忘れずに設定するよう心がけましょう。
エアコン使用の電気代を節約するには?
エアコンはON・OFFを繰り返すことで電力を消費し、電気代が高くなることをお伝えしましたが、つけっぱなしでもチリも積もれば山となるように電気代が高くなるのは避けられません。
熱帯夜の寝苦しさから解放されるためのエアコン使用ですが、電気代が気になる場合の節電も押さえておきたいポイント。
この場合は、
- エアコンの設定温度を28℃に
- 寝室の通気性を良くしておく
- 横向きで眠る
ことの3つで上手に節電できます。
低め設定のエアコンよりも、28℃のやや高めの温度設定は、1日中つけっぱなしでも消費電力が少なく電気代アップにつながらないとの研究結果が報告されています。
また、日頃から寝室の換気をして通気性を良くしたり、寝具・寝間着の素材にこだわって通気性の良いものを選んでおくと、寝苦しさや中途・早期覚醒の原因になる体内のこもった熱を分散、逃がすことができます。
寝る時のエアコンや熱中症対策はエアコンだけに意識が向きがちですが、プラスの工夫を採ってみることで良眠と安全、健康管理のバランスが整います。
またマットレスに背中を密着させる仰向けの寝姿勢は寝苦しさや汗、途中で目覚めて眠れなくなってしまう原因になるため、熱が溜まりやすい背中を解放してリラックスして眠れる、横向き体勢での寝姿勢もおすすめ。
ひんやりとした使用感の抱き枕などを使えば、横向きの正しい寝姿勢に整って朝まで心地よくぐっすり眠れて、日々の睡眠リズムが整っていくでしょう。
最後に
寝る時のエアコン使用は、心身のコンディションや気候を見ながら上手に調整していくことがベスト。
臨機応変な対策が良眠をキープするコツになるので、まずはエアコンの使い方や温度設定の見直し調整からスタートしてみましょう。
そのコツを早めに押さえることができれば、いつもベストな睡眠環境ですんなり眠れて朝はさわやかに目覚められる、理想のサイクルが維持できるはずですよ。
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント 店舗一覧
ヘッドミント 大須本店 | 愛知県名古屋市中区大須3-26-41 堀田ビル |
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ヘッドミント 川崎本町店 | 神奈川県川崎市川崎区本町1-10-1 リュービマンション501 |
ヘッドミント 大宮西口店 | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-2-7 AOYAMA808ビル4F |
ヘッドミント 浦和店 | 埼玉県さいたま市浦和区東仲町8-2 大堀ビル202 |
ヘッドミントVIP 蕨店 | 埼玉県蕨市塚越2-1-17TPビル201号室 |
ヘッドミント 稲毛店 | 千葉県千葉市稲毛区小仲台2-6-7 スエタケビル3階 |
ヘッドミントVIP 千葉店 | 千葉県千葉市中央区新町1-13 木村ビル |
ヘッドミント 勝田台店 | 千葉県八千代市勝田台北1-3-19 新緑ビル4階 |
ヘッドミント 新潟店 | 新潟県新潟市中央区花園1-5-3 ネットワークビル花園205 |
ヘッドミント イオン松任店 | 石川県白山市平松町102-1 松任イオン1F |
ヘッドミントVIP京橋店 | 大阪府大阪市都島区片町2丁目11-18京橋駅前ビル2F |
ヘッドミントVIP 東大阪店 | 大阪府東大阪市長田東2-2‐1 木村第一ビル4F |
ヘッドミント 京都祇園店 | 京都府京都市東山区祇園町北側270-4 Gion Hanaビル 6F |
ヘッドミント 和歌山駅前店 | 和歌山県和歌山市美園町5-7-8 パーク美園町ビル2F |
ヘッドミント 広島店 | 広島県広島市中区幟町12−14 幟町WINビル602 |
ヘッドミント 鹿児島アミュWE店 | 鹿児島県鹿児島市中央町1-1アミュWE通路側 |
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